senior-rabbitの終活雑記

定年を控え思いつくことをダラダラ書いていきます

終活の時期

 一般的に言って60歳から終活を始めるのは早く感じると思います。別に不治の病だとか余命1年とかではなく、以下のような理由があります。

  1. 死ぬ予定はないが、いつ死ぬかは予測できない
  2. 実家の処分の時期が迫っている
  3. 終活とは物を処分するだけではない
  4. お金がない

 1.私には兄がいましたが、53歳で突然に亡くなりました。朝、腹痛を感じて自らの運転で病院に行き、その日のうちに病死しました。午後2時頃検査入院することになったと兄から連絡があり、翌日見舞いに行く約束をしました。午後5時に病院からの連絡により駆けつけた時は、すでに大動脈瘤破裂で心停止の状態でした。兄は仕事の引き継ぎのため翌日出社すると上司に伝えていたそうです。他人であれば可哀想だがたまに聞く話だと思うだけですが、兄弟となると自分自身について考えてしまいます。

 2.私は養子に出ておりますが、母と兄はすでに亡く、高齢の父が亡くなると実家の後始末は私がしなければなりません(兄に妻子はいませんでした)。父も施設に入所しておりXデ-は近いと感じています。

 3.終活とは不要な物を処分しておき、遺族に迷惑をかけないことが第一だと思いますが、亡くなる前に家族(子供)に迷惑をかけるのは論外と思います。資産家であるとか大企業に勤務して退職金と年金で安泰であればいいのですが、私はそうではありません。節約して計画的に暮らすことも大切なことと思っています。

 4.3.でも書きましたが、お金がないので事前に定年後の準備が必要ですし、不要品の処分にもお金が必要です。兄は戸建てに一人住まいをしていたのですが、なにぶん急逝したため不要品が多く、後片付けは大変でした。当時は元気だった父と二人で4ヶ月かけて不要品を運び出しましたが、今度はひとりで実家の後始末です。子供は遠方におりあてにできませんし、業者に依頼するにはお金がありません。

 以上のような理由でちょっと早いですが、コツコツと終活していきます。